2008年01月17日 16:22
直木賞・芥川賞の選考会が16日、開かれた。
直木賞に桜庭一樹さんの「私の男」が、
芥川賞に川上未映子さんの「乳と卵」が決まった。

桜庭一樹さんの「私の男」は、
父と娘の近親相姦というテーマに挑んだ意欲作。
二人を軸に6章仕立てで時間を少しずつさかのぼる→blogrank
血の持つ意味合いを大胆に描き、甘い腐臭が漂う物語になった。
桜庭一樹さんは、大学卒後、アルバイトをしながら執筆。
99年ファミ通えんため大賞佳作入選、ライトノベルで活躍。
05年「少女には向かない職業」で一般小説へ。
男性に間違えられるペンネームは、
女が書いた作品としてではなく、
ニュートラルに読んでほしいためという。

また、川上未映子さんの「乳と卵」は、
豊胸手術をするため大阪から東京にいる妹のもとを訪れた
39歳のホステスと、それに同行した小学生の娘の物語。
狭いアパートで過ごした3日間を息の長い文体で描いた。
川上未映子さんは、
これまでにシングル、アルバム各3枚を発表。
数年前から詩や散文で頭角を現し、
昨年、初めて芥川賞候補になった
「わたくし率 イン 歯ー、または世界」で小説デビュー。
「乳と卵」が2作目だった。

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