約20万個の電飾が港町を彩り 例年400万人以上が訪れる
光の祭典「神戸ルミナリエ」の継続が 危ぶまれている。
神戸ルミナリエは 震災の年の 平成7年末に始まった。
阪神大震災の犠牲者の追悼と神戸復興の願いを込めて毎年開かれている。
神戸の冬の風物詩として定着したルミナリエだが、
財政難により資金繰りが底をつきかけているため
「今年で最後になるかもしれない」といった声も出ている。
昨年から「1人100円」と、具体的な金額を示した募金を会場で呼びかけ、
昨年の募金の総額は3800万円。
13回目となる今年は、郵便振替などによる
「一口1000円募金」を一般市民から初めて募っている。
10月22日から始めたが 思った以上に伸びていないといい、
収支の改善が見込めるかは微妙な状況だ。
組織委員会事務局は「資金の確保が難しく、
何とか続けたいが来年以降、どうなるか分からない」と表情を曇らせる。
同事務局では
「震災で神戸では街の明かりが消えた。
それだけに電飾が点灯したときは本当に感動した。
ルミナリエ点灯の際、静かに手を合わせている被災者の方をたくさん見かける。
ほかの場所で行われるイルミネーションとはまったく意味合いが違う。
財政事情は厳しいが、震災を語り継ぐという意味でも続けていきたい」と話している。

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