はるか昔より、欧州を中心に“伝説の生き物 ”として
語り継がれてきた一角獣ユニコーン 。
その名を聞いて、頭部(額)の中央から大きな角を1本生やし、
しなやかに動き回る白い馬体を想像する人は多いだろう。そんな
ユニコーン は実在しない動物というのが世の定説だが、
先日カナダでは、実際に動く姿を捉えたという動画 が公開され話題を呼んだ。
撮影したのはバードウォッチングをしていた男性で、森でカメラを
回していたところ、偶然目の前を横切ったという。
カナダ地方紙ザ・プロヴィンスによると、この動画を公表したのは
州立オンタリオ科学センター。
センターの発表では、地元トロントに住むピーター・ヒッキージョーンズさん
という男性が、近くのドンバレー湿地でバードウォッチングをしている最中に
撮影したという動画 を持ち込み、分析を依頼したそうだ。
その動画 はYouTubeにも投稿されており、角を生やした
ユニコーン の姿をはっきり確認できる。
この動画 がカナダで話題になると、さすがに“伝説の生き物”だけあって、
「フェイク」の声が多く挙がった。
実際、YouTubeのコメント欄にも「角の向きが違う」「尾が動いてない」など、
不自然さを指摘するコメントが少なくない。しかし10月2日に会見を開き、
動画 を公表した科学センターは
「本物のユニコーン が目撃されたのか、立証したい」と、
前向きに調査をすることを約束していた。
多くの人々が懐疑的に見る中で、かなりの意気込みを見せた科学センター。
仮にこの動物を目撃しても
「突然動いたり、フラッシュ撮影を行ったりなどしないように」
(英紙サンより)
といった注意を呼び掛けたり、目撃情報を集めるための
「緊急ホットライン開設の準備」もしたという。
しかし、こうした一連の動きには理由があった。
実はこの映像、科学センター自らが作成したフェイク動画 で、
後に予定している神話上の生き物に関する展示の宣伝だったのだ。
動画 の公開後には多くの問い合わせがあったそうで、
その宣伝効果にセンターは手応えを感じている様子。
スポークスマンのクリスティーン・クロスビーさんは、
「ニュースリポーターの中には混乱している人もいた」
と話し、動画 の出来を自賛している。
また、
「本当であって欲しい」
と願う人、特に女性が多いことにも驚いたそうだ。
動画 の出来はどうあれ大きな反響を巻き起こし、思惑通りに事が進んだ
科学センターはにんまりといったところか。
今回は残念ながら本物ではなかったが、いつか倫理的な問題は
別にして伝説の動物達を見ることが出来る動物園なんかが
中国などで出てくるのではないかという気がする。。
(記事:costak)

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